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2019.7.24 ニュース/アーカイブ

第14回 NL養鶏セミナー開催 ~養鶏用照明の理解~他4題

「第14回NL養鶏セミナー」をミッドランドホールで開催。全国から鶏卵生産者の方々97社168人にご参加頂きました。
多くの方々にご参加頂き、ありがとうございます。

   演題は、ローマン社の国際営業部長ロン・イーク氏による「過去と未来における斬新的な育種改良」と題し、ローマン社60年の歴史を振り返り、市場の飼育環境を考慮したテスト環境の変化や改良成果の例として飼料要求率について説明、また近年のアジア市場の鶏卵トレンドについても紹介。ハイライン社のイアン・ルビノフ氏が、「養鶏用照明の理解」と第して、光に対する鶏の生理や生態、光源の違いによる光のスペクトラムのち外などを説明。そのうえで、育成や成鶏期での効果的な照明の選択やLEDの利点と欠点について紹介。その後、日本の養鶏場で一般的に使用されているLEDライトのスペクトラムを計測し、個々のLEDライトの特徴や推奨される使用用途などについて講演。
   午後から中部エコテック株式会社 名古屋事業所の渡邉樹所長から「密閉型コンポストの特徴」をテーマとした「コンポを長持ちさせるためのメンテナンス方法」と題し、実際に納品先での事例をもとに、対策や日常的なメンテナンス方法についてご講演頂きました。続いて、同社のコンポストを活用されている有限会社鈴鹿ポートリーの近藤博信会長から「縦型コンポスト製品の肥料的特徴」と題し、これまでの鶏糞の肥料化に関する科学的な見地から、有益な高窒素鶏糞肥料の製造や利用方法のご紹介をしていただきました。
   最後に、株式会社晃伸製機の専務取締役 角谷一範氏から「採卵鶏肥料の現状と将来~良質堆肥製造への取り組み~」と題し、撹拌式の鶏糞処理機を使用した場合の堆肥製造上のポイントについて、実例を踏まえた内容の講演があり、完熟堆肥作りの説明をしていただきました。。
   また、日本レイヤー㈱営業部からは、皆様からご提供頂いたハイライン鶏、ローマン鶏の野外成績を基に、過去からの推移や近年の傾向について分析したデータの紹介をしました。
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